水槽のサイズと色の選び方

初めて水槽を設置するのであれば、サイズと色の選び方で迷うことがあるでしょう。
水槽を設置する場所や、好みに大きく左右される面もありますが、
実際のところ水槽の選び方にはいくつかのポイントがあります。

 

そこで今回は、水槽のサイズと色の選び方について、抑えておきたいポイントをご紹介していきます。

 

水槽のサイズはどうやって選ぶの?

 

まず最初は、水槽のサイズの選び方から見ていくことにしましょう。
水槽のサイズは、大きいに越したことはないのですが、
水を入れた際の重さも考慮することが大切です。

 

日本国内で一番普及しているのは60p水槽ですが、
60p水槽とは、横幅が60p、奥行きが30p、高さが36pの水槽で、規格水槽と呼ばれています。

 

水量も50リットルちょっとですので、重さで床が抜けるような心配もなく、
水槽の掃除や水換えの手間を考えても、お手入れしやすいサイズだといって良いでしょう。

 

また、水槽はサイズが大きいほど水質は安定し、逆に、サイズが小さいほど水質を保つことが難しくなります。

 

その点、60p水槽であれば、程良いサイズであることから、
水質も安定しやすく、熱帯魚達がのびのびと泳いでくれるだけの広さも十分にあります。

 

つまり、水槽のサイズの選び方は、設置場所、重さ、扱いやすさ、
飼育する生体の特徴などによって変わりますが、最初のうちは60p水槽くらいのサイズが適切なのです。

 

水槽の色はどうやって選ぶの?

 

次に、水槽の色についてですが、水槽は使用されている材質の質によって色が変わるため、
よくよく色を確認することがポイントとなってきます。

 

水槽の種類は、アクリル製、プラスチック製、ガラス製の3種類があり、
それぞれ特徴がありますが、市販されている水槽の多くは、ガラス製です。

 

それなら、ガラス製を購入した方が良いと考えてしまいがちですが、
素材だけで水槽を選んでしまってはいけません。

 

なぜなら、素材だけで判断してしまうと、水槽を購入し直さなければならないことがあるからです。

 

例えば、ガラス製の場合、質が悪いガラスを用いた水槽は、
色味が青緑となってしまい、熱帯魚の種類によっては綺麗に見えないことがあります。

 

それから、水槽の透明度が非常に高いアクリル製については、
安い材質を使っていると、黄色がかって見えることがあるでしょう。

 

以上のことから、水槽の材質は、事前にしっかりとチェックしておくことが大切なのです。

 

水槽の価格は幅が広く、決して安価なものではありません。
しかし、水槽の選び方を間違えてしまうと、買い替える必要があるだけではなく、
水槽の破損や水漏れで大変な思いをすることにもつながります。

 

自ら判断がつかないのであれば、素人でも手の届く価格で水槽を設置してくれる業者を利用する手もあります。
水槽の設置だけではなく、普段のメンテナンスも依頼することができますので、すべて任せてしまうのも1つの方法です。


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