レンタル・リース・買い取り、それぞれのメリット・デメリット

アクアリウムを店舗に、オフィスに、商業施設に、医療施設に、また自宅に設置する事に決めた場合、
自分の生活スタイルや、全体の費用、
またメンテナンスの知識や水槽のデザイン、魚の好みなどを合わせて、
レンタル、リース、買い取りのどれにするかをよく考えましょう。
最初にレンタル、リースから始めて、
後々自分で管理できると感じたら、買い取りに切り替えてもいいでしょう。

 

レンタル・リースのメリット・デメリットは?

 

まず、レンタル、リースの場合は、初期費用が安く済むところがメリットと言えます。
水槽や周辺機器、また観賞魚自体の価格も気になるところですし、水質の管理も必要で、
水槽の中の装飾品やデザインに凝ればそれこそ費用は天井というものがありません。
また水槽内をリニューアルするに至っても
そのリニューアル、メンテナンス代がその都度かかってしまいます。

 

いくら素敵な水槽でも、ずっと同じデザイン、外観、観賞魚では飽きてしまいますが、
もしメンテナンス込みのリース契約であれば、模様替えなども柔軟に対応してくれます。
デリケートな観賞魚のこと、魚の飼育に詳しい人ではないと、なかなか長期に渡る世話は難しいですね。
そんなときにこのアクアリウムレンタルではメンテナンスはお任せのうえ、非常に便利で、
しかも比較的短期の導入なら経費が安く済むところがメリットです。
初期費用の安さが一番の魅力ですね。

 

ただし、本当に水槽に独自の個性を出したい場合は、その要望に対応しきれないところもありますし、
長期保持の場合には、リース、レンタルの場合、購入よりも高くなる場合もあります。それがデメリットです。

 

購入した場合のメリット・デメリットは?

 

購入する場合は、水槽の全体の出来上がりを自分の好み、
イメージで自由に作れるところが魅力です。
設置場所やその場所の雰囲気に合わせて、独自に設計、効果的な露出、個性的な魚、珍しい魚を購入するなど、
こだわった演出を好まれる方にぴったりです。
流行に敏感な職種、集客目的のある大型商業施設、
またこだわりの強い個人の顧客が自宅に設置するケースなども目立ちます。

 

アクアリウム購入の場合は、もし長期で保持する場合は、
全体的な維持費が安くなる傾向があり、その部分がメリットになります。

 

また自分で観賞魚の世話をすることによって魚に愛着がわき、
ペットとしての癒し効果は、レンタル、リースの比ではありません。
やはり一生懸命世話をする分、お金では換える事ができない価値を生みます。

 

しかし、時間的な制約のある普段の生活において、魚の世話をしたり、またメンテナンスの手間を考えると、
オフィスや仕事場、常に忙しい店舗などでは、十分なメンテナンスや清掃の時間を取ることができず、
魚を死なせてしまったり、水槽が汚くなって環境の美化どころか逆効果になったり、
代わり映えのしないデザインで飽きたり、個人的な趣味に走り過ぎて一般受けしなかったり
などといったデメリットもあります。
ただ、購入後、メンテナンスだけを業者に委託することもできるので、
専門業者と相談の上、適したスタイルでアクアリウム利用、レンタル、リース、購入を選ぶことがコツになります。


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