飼育が難しい熱帯魚とは?!
飼育が難しい熱帯魚といえばディスカスが有名ですが、
ディスカス以外にも飼育が難しい熱帯魚は多数存在します。
今回は、特に飼育が難しいとされている熱帯魚について、
いくつかご紹介していくことにしましょう。
飼育が難しいといっても、様々な理由があるため、
どのような点で難しいのかが違います。
産卵、孵化、稚魚の飼育難易度、各熱帯魚の性質などが主な理由となりますが、
これらの要素の程度によって、主な飼育の難易度は変わってくるといっても良いでしょう。
例えば、ネオンテトラは水質環境の変化にも敏感ですし、
稚魚も飼育しづらいことから、繁殖させていくことが難しいことで有名です。
近年は設備や機材の質が高まっていることもあり、
以前ほど飼育が難しくはなくなってきましたが、
それでも、すぐに絶滅させてしまう人が絶えません。
それから、餌付けが難しく、水温調整や水質管理が大変な
ボルケーノ・オトシンも、飼育の難易度が高いでしょう。
他の熱帯魚と共生することが可能で温厚な性格なのですが、
熱帯魚中級者や上級者であっても、簡単に飼育できる種類ではありません。
冒頭でご紹介したディスカスは、水質の変化に敏感だといわれていますが、
ネオンテトラやルケーノ・オトシンよりは難しくないでしょう。
確かに、使用するろ過装置や、水質や水温の維持には気を配る必要はありますが、
近年開発された性能が良い機材を使えば、そこまで苦労することなく、ディスカスを飼育することはできます。
飼育が難しい熱帯魚の共通点とは?
この他にも、飼育の難易度が高い熱帯魚は存在しますが、これらの熱帯魚には、共通している点があります。
それは、人間の都合で、品種改良が繰り返されてきたという点です。
品種改良が悪いというわけではありませんが、
本来、自然の中で生活している生き物は、水温や水質が変わったとしても、簡単に命を落とすことはありません。
その都度、環境に合わせながら、生き抜くことができる力をもっているのです。
熱帯魚も、元々は自然の中で生息している魚ですが、
ショップなどで販売されている熱帯魚の多くは、人工的に繁殖させられてきたものばかりです。
つまり、人の手を加え過ぎてしまうと、どんどん弱くなっていくんですね。
その結果、飼育難易度が高くなっていくというわけです。
以上、飼育が難しい熱帯魚についてご紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。
何度が高い熱帯魚は、初心者がいきなり挑戦してしまうと簡単に全滅させてしまうことからおすすめはできませんが、
水槽レンタル業者にメンテナンスを依頼すれば飼育が難しい熱帯魚でも自宅で楽しむことができるでしょう。